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【イチケイのカラス】第4話ネタバレ きょうだいのような深い絆…「犯罪を犯した本当の理由」

イチケイのカラス第4話

竹野内豊さん主演の月9ドラマ「イチケイのカラス」が4月26日に第4話が放送されました。

このドラマは1話ごとに1つの事件を解決していくため、途中からでも内容が分かりやすいドラマになっています!
今回の第4話の視聴率も12.4%と人気を維持しています。

まだ見たことのない人は

第3話ネタバレ

↑こちらを先に読んでみてください。入間と坂間の関係も書いてありますよ!

今回の記事では【イチケイのカラス】の第4話のネタバレと感想をお伝えしますね!
入間と坂間の2人がどんな事件を解決していくのかみていきましょう!

イチケイのカラス 第4話 「17歳の少年が5千万円を強奪」

坂間絵真坂間千鶴(黒木華)が自宅に帰宅すると、玄関前に妹・絵真(馬場ふみか)が座って待っていた。驚く坂間。
部屋に入ると、絵真は唐辛子の様なものが連なったネパールの魔除けを坂間に渡す。
魔除けを見ながら、不審な顔をしている坂間。
絵真は、自分のスマホで画像を見せながら「自分が偉大な発見に携わっていた間、日本にいた彼氏が女子大生とコンパ三昧だった」と話している。
ヒートアップした絵真は立ち上がり、地団駄を踏みながら彼氏と別れたことを伝える。
下の階に響くため、坂間は焦って地団駄を踏んでいる絵真をとめる。

…その時、下の部屋の電気がパッとついた。

椅子に座り直した坂間と絵真。
絵真は、休みの予定も無くなったため、しばらく坂間の家にいるとのこと。坂間は勝手に決めないでほしいと言い、渋い顔をしている。

部屋に飾られている家族写真(坂間、絵真、祖父、祖母)を見つめる。
絵真は、祖父母がこのまでは坂間は一生独身になってしまうのではないかと心配していたことを坂間に話した。
絵真は、「姉ちゃんのこと、受け入れてくれる男性を紹介するね」と坂間の肩に手を乗せ、乗り気で話している。
おせっかいはやめてと手をどける坂間。

その時、玄関のチャイムが鳴る。
玄関の覗き穴を覗くと…そこには心配そうな顔をした入間みちお(竹野内豊)がいた。
下の階に住んでいるのは、同じ部署の『入間みちお』である。

「はぁ…」とため息をつく坂間。
玄関を開けると、「大丈夫?G出た?」と島根のふるさと納税でもらったという「魔除け」を手にしながら、入間が聞いてくる。
その魔除けはGが嫌いな匂いが出るそうだ。
ゴキブリはいないこと、うるさくしてしまったのは、妹が来ていることを説明する坂間。

妹の絵真は「こんばんは!」と入間に明るく挨拶をする。
入間は部屋に入り、部屋の壁には入間と絵真が持ってきた2つの魔よけが隣同士にかけられた… 。

絵真は入間に、AIを使って情報を分析させ、海外で遺跡を見つけてきたことを楽しそうに話している。

…布団に入っていた坂間の目がパッと開く!
時刻は24時半…入間と絵真は長いこと2人で話していたようだ…

入間に自分の部屋へ帰るよう促す坂間。入間は「AI裁判官ってどう思う?」と坂間に問う。
甥っ子が自分が裁かれるなら、AI裁判官に裁かれたいと言っているようだ。
坂間は「すでに海外では量刑の判断をAIが補助するシステムが導入されつつあり、そう遠くない未来、AIが人の知性を超えるといわれている2045年には、AIが人を裁いているでしょう。感情に流されず、客観的事実に基づき判断を下す。しかも大量に案件を処理し間違えないAI裁判官は裁判官のある意味、理想型です。」と応える。
それに対し入間は
「人にしか裁けない裁判ってあると思うんだよね」と。

それを聞いていた絵真が「姉ちゃんってどんな裁判官なんですか?」と興味深そうに入間に聞く。
「え…うーん…本人を前にしてはね…ちょっと…」と問題ありげな表情をする入間。
不安気な顔をする絵真…。
そこで入間は、坂間の裁判を傍聴してみてはどうかと提案する。
絵真は坂間の裁判を傍聴することになった。

翌日…坂間の裁判を傍聴するため、絵真は傍聴席に案内された。

傍聴する入間と絵真引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

1つ目の傍聴…「被告人は東京都新宿区歌舞伎町にあるラブホテルにおいて小田達也と男女の関係を持った後、中本和明が現れ、被告人の夫を名乗り姦通罪による慰謝料として200万円を不当に騙し取った」
「起訴事実に間違いはありますか」と被告人に問う坂間。
「はあ…」ととぼける被告人。
坂間は「発言が不明瞭です」と厳しく指摘する。
「質問の趣旨に明確に答えてください」と再度問う。
被告人は舌打ちをする…。「舌打ちが聞こえましたが、つつもたせ行為による詐欺を行ったことに間違いはありませんか?」と坂間。
「まあ…」と被告人
「発言が不明瞭です。明確に答えてください」と坂間。
舌打ちを連発する被告人。
坂間は再度強い口調で、「舌打ちが聞こえましたが、つつもたせ行為による詐欺を行った…」遮るようにため息をする被告人…

2つ目の傍聴…「被告人は都内の神社を回り、さい銭を盗んでは高級飲食店の飲食代に充てた。」と坂間が説明している途中…
「あの、裁判長…できれば静岡刑務所に行かせてもらえませんか。あそこのご飯、もう最高なんすよ」と発言してくる被告人。
冷めた表情で、「私に決める権限はありません。要望は却下します。」と坂間。
傍聴席も冷たい空気が漂っている。

3つ目の傍聴…「銃刀法違反」
傍聴席にヤクザのような人たちが座っている…被告人の仲間のようだ。
「主文、被告人を懲役1年10ヶ月に処する」と坂間。
被告人は、坂間に向かって「あんた、夜道に気をつけた方がいいよ」と睨んでいる。傍聴席にいるヤクザの仲間たちも少し身を乗り出している。
それに対して坂間は、
「今の古典的な脅しは、常套句は脅迫罪にあたります。追加で起訴してもらいましょうか。撤回するならどうぞ。」と。
それを聞いた被告人はガラッと態度を変え「撤回します、すいやせん」と謝る。
淡々と話を進めていく坂間。

傍聴席には、傍聴マニアで裁判の様子をイラストに書いている者がいた。
そこには「ベルトコンベアー裁判官誕生!」と書かれている…。

傍聴を終え、絵真と入間が坂間と合流した。「私がベルトコンベアー裁判官って?」絵真から話しを聞いて驚く坂間。
傍聴マニアは【みちおを見守る会】として活動しているようだ。
「気にしてる?」と含み笑みを浮かべながら入間みちおが坂間に問う。
「ハハハハハ…。1ミリも気にしていませんが。」と強気に言う坂間。

…1人になった坂間は、本棚の隙間でスマホを手にしていた。
見ているのは傍聴マニア【みちおを見守る会】のSNSだ。

「第3部支部随一の処理の速さ」「ただ面白くない」
「傑作と呼ばれる裁判は心を打つ優れた短編みたいなところがあるが、坂間千鶴の裁判は駄作」「駄作製造機」
そこには、様々なコメントが書かれている。
坂間は、自らコメントを入力する
「裁判は娯楽じゃない。心があるかどうかは主観」「客観的に立証すべきでは」「処理件数を上げる存在がいないと第3支部は崩壊する」とコメントを書く手は止まらない…

スッと坂間が隠れている本棚の本が1冊抜き取られる。
抜き取られた本の隙間から、入間が坂間を見ていた。…気付いて立ち上がる坂間。

イチケイでは、絵真も他のイチケイメンバー数人と【みちおを見守る会】のサイトを見ていた…。「姉ちゃん、相当気にしてる…」と絵真。
すると、石倉文太(新田真剣佑)が
「大丈夫です。僕が支えます」と。
「まさかとは思いますが…」と絵真。
「そのまさかです」とイチケイメンバーが言う。
「見事なルックス、合格。結婚を前提に姉をよろしくお願いします」と石倉に向かって手を差し伸べる絵真。すぐさま握手する石倉。

そこに坂間が現れ、絵真にすぐ帰るよう伝える。
絵真は「姉ちゃんの裁判もっと見る。長崎の神童って言われよった姉ちゃんがバカにされとる。」と。
坂間は「あんな無責任な書き込み気にせん。私は駄作製造機じゃなか、心だってある」と言う。

坂間と絵真が言い合っていると、イチケイの部長駒沢(小日向文世)が
「お2人、しばし休廷で。合議制で扱いたい案件があるんです」と言いながら現れた。

坂間と駒沢引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

集まるイチケイメンバー。
駒沢が説明を始める
「被告人は望月博人 17歳。少年事件です。少年は、東京ドリームランドの遊園地の売上金5000万円を盗み逃亡。警察官に逮捕されそうになり、赤羽駅のビルの非常階段から現金を全てばらまいた。ばらまかれたお金は半分以上が紛失しています。」
イチケイメンバーが「過去の類似事件でも8割は通行人が持ち去ったって言われていますもんね」と話す。

坂間は、「少年事件。私初めてです。」と。驚いた表情をする入間みちお。
石倉と他のイチケイメンバーにも少年事件を初めて扱う者がいた。
少年の刑事事件は少なく、少年であっても、大人と同じように扱わなければならない難しい案件のようだ。
裁判長を誰にするか迷っている駒沢に、入間が「裁判長は、坂間さんがいいんじゃないかな」と。

合議制の裁判長の経験の無い坂間に、いきなり少年事件を担当させることに少し不安な顔をしている駒沢。
石倉からも応援され、坂間は裁判長を受けることになった。

第1回公判~完全黙秘~

第1回公判〜完全黙秘〜「被告人には黙秘権があります。答えたく無い質問には応える必要はありません。それによって不利に扱われることはありません。起訴事実に間違いはありますか?」と被告人に問う坂間。

俯いたままの被告人…。
顔を見合わせる坂間と駒沢。
検察官より「被告人は取り調べ段階から黙秘権を行使している。しかも、全てにおいて供述しない完全黙秘です」と説明が入る。

驚いた表情をする坂間。
坂間が弁護人に対しても、黙秘をしているのか弁護人に尋ねると、
弁護人は「はい、何も話しません」と軽い口調で答えた。

「被告人は少年です。黙秘権を行使することについてちゃんと話し合いましたか。」と坂間が弁護人に問う。

弁護人の表情から、話し合っていないことを悟った坂間。「聞く耳を持たないから」と言い訳をする弁護人。
坂間は弁護人に対して、おそらくこの人は抽選のくじで仕事を得ただけ…と被告人と向き合っていない弁護人の態度に呆れている。

検察官が説明する。
「被告人は半年前に高校を中退。そして東京ドリームランドでアルバイトスタッフとして働いていました。あるとき、売上回収の日程上、1ヶ月に1度多額の現金が金庫に保管されていることを知り、それを強奪する計画を立てた。犯行時、覆面を被り、警備員にスタンガンを押し当て、5000万円を強奪。そして犯行から3時間後赤羽駅前の繁華街にいるところを警察官に発見され、ビルの非常階段から盗んだ5000万円をばらまいた。」

坂間が被告人に問う、
「被告人はまだ黙秘を続けますか?」

表情を変えない被告人。
このまま完全黙秘を貫くようだ。

重い空気が漂う…

入間みちおが口を開く…
「被告人は今、なぜ裁判長が彼女なんだって思いました?」
坂間は、突然突拍子もないことを言い出した入間に、余計な発言は控えるよう伝える。
入間は話し続ける。
まずは裁判官のことを知ってもらのが大切だと。

坂間について、「31歳」「任官して6年目の特例判事補」「一応上からは優秀だと言われていること」など被告人に話していく。

それに加えて、少年事件の被告人は大人には心を開かず、投げやりに「別に」としか言わないケースが多いことも本人に説明した。

入間は立ち上がり、
「心を開かせるのが大きな壁、なのに完全黙秘。坂間裁判長は今、大いに戸惑っています。」と坂間の心境を実況する。

会場からは笑い声が聞こえた…
「静粛に!」と坂間が言う。

だが、入間は続ける…。
「坂間裁判長は黙秘を認めながら、心の中では「正直に話してほしい」と思っているんです。」
自分の心の中を読まないよう注意する坂間。

入間は止まらない。
冗談まじりに坂間と被告人の心を実況し、会場からまた笑いをとった。
その時、硬い表情をしていた17歳の被告人、望月博人もつられて『少し微笑んだ

坂間は望月の微笑みを見て驚く。

公判が終わると、
「場を和ますために裁判長をさかなにしていじり倒す。私は法定のつまみ、あてですか?」と坂間は怒っている。

それに対し入間は、
「見れてよかったじゃない…笑顔」と。

「大人の事件として扱われても、少年は少年ですね」と石倉が言う。
少年事件の場合、家庭、学校、交友関係などに問題があることが多く、より周辺調査に力を注ぐ必要がある。

望月博人は8歳のころ両親と死別して児童養護施設で育っていたことが分かった。

坂間と入間、石倉は、望月博人が育った児童養護施設を訪れた。

児童養護施設の職員である佐野は、
「施設で育ったことをプラスに考える子も多いんですよ、両親の離婚、死別、虐待など痛みを抱えた児童が集まってきます。深い絆が生まれることもあるんです」と説明する。
「望月博人と深い絆があった子はいますか?」と坂間が質問すると。
佐野は「きょうだいがいるんです。正確には…みたいな関係。」

佐野の視線の先にはピアノを弾いている女の学生と、それを優しく見つめる男の学生がいた。

博人、陸、未希は9年前の同じ日にここに来たようだ。1歳ずつ年が違うこともあって3人できょうだいになろうと誓いあったそうだ。

陸、坂間、入間引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

坂間や入間たちに囲まれて、
「昔の話だよ。博人なんで知らない。俺は縁を切った」と陸は冷たく言い放った。「あんなバカなことをやって、もう関わりたくない!」と。

入間は落ち着いた口調で「確かに…あんなバカなこと…なぜやったんだろうね」と問いかける。
陸は入間の顔を数秒見つめ、目をそらしてから「金が欲しかった。そんだけだろ」と言った。
坂間が話し出す「半年前、彼は高校を辞めていますよね。なぜ辞めたのか、今回のことと関係しているんですか?」

それを聞き、うつむく未希…。入間が未希に話しかける「ピアノ」
…驚いた表情をする未希。

「すごいうまかったよね、でも左手使っていなかったように見えたけど」と入間。
未希と陸の目が泳ぐ…。

第2回公判~深い絆〜

第2回公判〜深い絆〜「滝本陸さん、吉沢未希さん。あなたとは きょうだいのような関係だったそうですね。」坂間が被告人、望月博人に問いかける。

2人の名前を聞いて望月博人も顔を上げた。

坂間は続ける「未希さんにはピアノの才能があり、努力を重ねてきた。そしてピアノコンクールで何度も優勝してきた。有名音楽校にも誘われていた。でも、1年前思いがけないことに巻き込まれた。
東京ドリームランドのジェットコースターの故障で数名の来園者を巻き込んだ事故が起きた。あなたと一緒に乗っていた未希さんは左手を負傷。尺骨神経損傷により麻痺が残り、ピアニストになる夢を諦めた。事故に遭った日、未希さんの誕生日だったそうですね。怖がる彼女にジェットコースターに乗るよう勧めたと。
事故を起こした東京ドリームランドの社長は、業務上過失致傷罪で起訴された。不慮の事故だとして、無罪となっています。」

望月博人は坂間を睨んでいる…。
「あなたは逆恨みからお金を強奪しようと考えたのですか?」と坂間が問う。

黙秘する望月博人。
その時…静まりかえっている会場から寝息が聞こえてくる…

望月博人の弁護人が寝息を立てていた…

「弁護人、起きてください。弁護人、起きなさい!」と一喝する坂間。

「退廷を命じますよ。国選弁護人として、数をこなす1案件かもしれません。しかし、被告人のこれからの人生がかかっているんです。」と坂間。

それを聞いていた被告人、望月博人の表情が少し和らぐ
坂間は、望月博人の目を見て「話してくれませんか?」と話しかける。

少しの沈黙の後、
「…くそだ。法律なんてくそだ。」と望月博人は初めて声を出した。
微笑む入間、「よかった。やっと君の声が聞けて」

「被告人に対して、まだ「なぜ」がいっぱい残っていますが、このまま判決を下せますか。裁判長」と入間が言う。

悩む坂間…(強盗罪は刑法236条1項懲役5年以上、酌量減軽して懲役2年6ヶ月…いや、逆恨みが動機だとしたら同情できない。巨額の被害額、反省の色も見えない。前科はない少年であっても懲役は3年、あるいは4年…その場合実刑?執行猶予…保護観察付き?決められない…)いろいろな葛藤が坂間の頭の中を駆け巡る。

入間に促され、裁判所主導の捜査を考え始める。
仲間の駒沢、検察官からも捜査が必要であると言われ、坂間は言わざるを得ない状況になる…。

入間が職権を発動するのを、いつも毛嫌いしている坂間…。

渋い顔をしていたが、意を決め坂間は言った。
職権を発動します!」「裁判所主導で改めて捜査を行います。」

裁判を傍聴していた傍聴マニアのイラストが変わる。
ベルトコンベアー裁判官が入間った!

改めて捜査すると聞いて、被告人の望月博人は少し戸惑った様子だ…。

イチケイのカラス 第4話引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

公判が終わってから、法廷で居眠りしていた望月博人の弁護人が、「私は仕事が立て込んでて、差し支えるんですがね」と椅子でうなだれている。
…大きく音を立てながら机にグラスを置く坂間。

「いえ、もちろん弁護人としてお付き合いします!」と立ち上がる弁護人。

「事故を起こした遊園地で、なぜ被告人が働き、そしてなぜ金銭を強奪しようとしたのか把握する必要があります。まずは職場の人間から話を…」と坂間が捜査方針を説明する。

「それと1年前の事故の公判、担当した弁護士を調べてみて。」と入間みちおが口を挟んだ。
完全黙秘の望月博人が唯一口にしたこと、「法律なんて、くそだ」その言葉の意味が気になっているようだ。

被告人、望月博人がお金を奪い、非常階段からばらまくまでの空白の3時間。防犯カメラ映像を入手して、望月博人の行動経路を徹底的に調べてみることになった。

望月博人が、アルバイトとして働いていた東京ドリームランドに聞きこみに行く入間みちおと坂間。
管理責任者の門田は、「望月君からは妹のような存在が、自分のせいでジェットコースターの事故に巻き込まれたと聞きました。それで、事故は本当に不慮の事故だったのかどうしても知りたいと。」

「不慮の事故だったんですよね?」と入間は門田に聞く。門田の表情が強張る…
「裏があるみたいですね。話していただけますか?」と入間みちおが言うと、顧問弁護士の稲垣と名乗るスーツ姿の男が現れた。

入間は石倉に、1年前の事故の公判を担当した弁護士のリサーチ結果を話すよう促す。
石倉が話し出す。
「稲垣司 45歳、国内屈指のアレース&カンパニーファームに所属。主に不祥事で社会的信用を落とした企業法務を得意とする。年収は3億円を超えるスター弁護士。」

1年前の公判が気になっていることを悟る稲垣。
稲垣は得意げに
「裁判はね、オセロなんですよ。白を黒に、また黒を白にすることもできる。」と言う。
黒を白に変えたと。」と入間みちおが聞く。
それに対し稲垣は「楽しいゲームでしたよ。」と微笑んでいる…。

1年前の事故の公判は稲垣によって、口裏を合わせ、過失がなかったかのように偽装されたものだった。
それを知り、坂間は拳を握りしめる…。

稲垣になぜ法律家を志したのか聞くと、稲垣は「マネーです。お金ですよ。」と答えた。
冷めた目で稲垣を見つめる坂間たち。

一方、検察官と他のイチケイメンバーはイチケイにて防犯カメラの映像を確認していた。
検察官の井出が何かを発見し、皆を集めた。

防犯カメラの映像にはバス停で時刻表を確認している望月の姿があった。
その映像は、入間みちおのスマホにも送られ、入間みちおと坂間は映像を見て疑問を抱いた。

次に、入間みちおと坂間は望月博人に面会するため東京拘置所を訪れた。
坂間が質問する。
「高校を辞めて、東京ドリームランドでアルバイトを始めたのは事故についてあなたなりに調べるためですか?管理責任者の門田さんから真実を聞いたんじゃないですか。」

望月博人は、門田から『上司からの指示でメンテナンスコストを大幅に減らしていたこと。定期点検と老朽化の部品の修理の管理を怠っていたこと』を聞いていた。

一度判決が確定したら、もう審理されることはない。たとえ、後から有罪を示す決定的な証拠が出てきても…覆ることはない。

入間が口を開く、
「法律は人間が人間のためにつくり出したルール。必ずしも弱い者の味方になるとは限らない。法律は君を救わなかった。君には、恨む理由があった。わずかなお見舞い金しか支払わなかった会社から計画的にお金を強奪しようとした。でも、真実はそれだけじゃないよね。」

ハッとしたように入間の顔を見る望月博人。
先ほど、送られてきた防犯カメラの映像を望月博人に見せながら、入間は説明を続ける…

「犯行後の空白の3時間、なぜかお金をばらまいた赤羽駅とは別の方向に向かっている。どうしてかな?」

…目が泳ぐ望月博人。慌てて面会の椅子から立ち上がりその場を立ち去ろうとする。

「あなたの夢はなんですか。」立ち去ろうとする望月博人に坂間が聞く。

「罪を犯せばその夢を失ってしまうかもしれない。それでもあなたは犯行に踏み切った。私利私欲のためじゃない。全てをなげうってでも、大切な人のために、犯行に及…」

ダンッ!
望月博人は勢いよく、自分と坂間を隔ているアクリル板に飛びかかり、坂間を睨んだ。
「やめなさい!」警察官に連れられていく望月博人。
…その様子を見つめる坂間と入間みちお。

防犯カメラの映像の確認を続けていたイチケイメンバーと検察官たちに坂間と入間が合流した。

どうしても、犯行後空白の3時間の望月博人の行動が分からないようだ。
そこで、今度は望月博人の周囲の人物の行動を追っていくこととなる。

疲弊してきているイチケイメンバーと検察官、そしてその中には公判中に居眠りしていた弁護人もいる。
一緒になって防犯カメラの映像を確認しているようだ。

第4話 防犯カメラの映像を確認引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

防犯カメラの映像確認は深夜を超え、朝方になった…
「皆さん、起きてください!」坂間が何か発見した。
皆集まって坂間が確認してた防犯カメラの映像を見る…そこには写っていたのは…

第3回公判~守りたい存在〜

第3回公判〜守りたい存在〜「被告人が5000万円を強奪後、赤羽駅でお金をばらまく前に一度別の場所に立ち寄ったのは、ある人物と落ち合うためですね。」坂間が望月博人に問う。

望月は黙秘している。
「出してください…」
坂間は防犯カメラの映像を望月博人に見せていく。

防犯カメラの映像には、滝本陸と望月博人が会っている姿が映っていた。
「あなたはなぜ、滝本陸さんと会っていたのですか?」坂間が再度問う。

「滝本陸さんから、話しを聞くことになり…」と言っているところで、望月博人は焦った表情をし首を振りながら「やめろ」と言った。

「陸は関係ない、俺が1人でやったことなんです!だから、早く判決を!裁判長…」望月博人はその場で土下座をし、「お願いします。あいつ関係ないんだ…お願いします。…お願いします。」
何度も何度も坂間に頭を下げ続ける。
…見つめる坂間。

公判が終わり、空を見つめる坂間…。そこに入間がやってきた。
入間は、真実を明らかにすることを躊躇しているか坂間に聞いた。
坂間は、「たとえ彼が望まなくても客観的事実に基づき、裁く必要が私にはあります。」と言い、1人で歩き始めた。
立ち止まっている入間に「何か?」と聞く。
入間は「悩まないんだろうなあ…AI裁判官だと…」と言い、坂間を追い越して行った。
複雑な表情をする坂間…。

所在尋問

所在尋問坂間たちは再度、望月博人が育った児童養護施設に来ていた。
坂間は話しかける、「望月博人は頑なに真実を話そうとしません」
坂間の目の前には滝本陸と吉沢未希が座っている…。

陸と未希引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

検察官が説明を始める、
「吉沢未希さん、調べたところあなたの左手、最先端医療で完治する可能性が高いそうですね。(唇を噛みしめる未希…)しかし、保険外治療の手術、高額な手術費が必要。そこで、望月博人はお金を盗んで捕まっても手術費を捻出する方法を考えたんです。5000万という大金をあえて盗んで、手術費に必要な額だけを抜き取り、お金をばらまく前に別場所で落ち合った、滝本陸さんに託す。この後の行動は、本来の目的を悟られないための偽装工作だった。持ち去られたり、紛失することで正確な被害額が分からなくなる。あらかじめ、手術費が抜き取られているとは誰も思わない。単独犯であり、共犯者はいないと思わせる。望月博人だけが捕まることで成立する犯行計画…滝本陸さん、そうですね?」

滝本陸の頬から涙が一筋流れる…
望月博人が公判で完全黙秘を選んだのは、滝本陸が犯行に関与していることを隠すためだった。

坂間は陸を見つめる未希に質問する。
「手術費のこと、滝本陸さんから何と聞かされていたんですか?」
未希は、「奨学金支援制度…将来返済する約束で支援金を集めたって。」と。

しかし、未希はそれが嘘であることに気付いていた…。泣き始める未希。

「…お願いします。陸を…博人を…重い罪にしないでください。お願いします…お願いします…お願いします…」頭を下げ続ける未希。

自宅に戻った坂間…妹の絵真に明日の公判を心配されている。
そして絵真に「きょうだいは何があっても離れたらいけんよね。…一緒におるべきよね…」と聞く。

絵真は、姉である坂間がいて良かったと、そばにいるだけで心強かったことを話す。
それを聞いて、笑顔になった坂間。

判決言い渡し

判決言い渡し被告人は証言台の前へ。
「主文、被告人を懲役3年に処する。この裁判の確定の日から3年間その執行を猶予する。また、保護観察処分とする。これから理由を述べます…」と坂間。

「陸は…」望月博人は心配している。

「滝本陸さんは、家庭裁判所で審理にあたっています」と答える坂間。

「未希は?未希の手術は…?」と望月博人。

手術が中止になったことを伝えると、望月博人は慌てている。
「どうして…やっぱり法律なんてくそだ。どうしてだよ…どうしてだよ!おい!未希の夢は…」証言台から坂間のところまで暴れて近づいてきた…取り押さえられる望月博人。

「被告人を離してください」と坂間…。
坂間に殴りかかろうとする望月博人。

坂間 公判引用:4月26日放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

坂間は話し始める、
「人生は自分の思い通りにならないことの方が多い。努力しても、どうあがいてもどうにもならないこともあります。でも…それでも自分の人生を投げてはいけない。いかなる理由があろうと。あなたは罪を犯してはいけなかった。」

許さないと言う望月に坂間は、
「許さなくていい…あなたの苦しみ、憤りを受け止めます。そして願っています。いつかあなたが、あなたたちが手を取り合い、前を向いて生きていけることを。自分の人生を切り開いていけることを。そして、辛い経験があったからこと今があると。いつかそう思える日が来ることを。…心から願っています。」

泣いている望月博人…

公判が終わった…立ちすくんでいる坂間を見て入間が言う。
「自分を裁くことに、これだけ苦しんでくれた人がいる。それが少年にとっては救いになったはずだよ。冷静に客観的に、そして誰よりも被告人のことを考えていた。坂間さんにしかできない裁判だったよ」

入間は立ち去る…。

誰もいなくなった法廷で泣き崩れる坂間。

飲み屋のような「いしくら」という店で、石倉が水を注ぎながら絵真と駒沢が話している。
入間が今回の裁判官に坂間を選んだこと、それは「イチケイのカラス」になれると思っているはずだからだと。
入間が弁護士を辞めて、裁判官を志したときワタリガラスの創世神話を話していたことがあった。
神話の中のカラスは、気まぐれに世界をつくっていたりする。ただ、その知恵を駆使して、自ら人間に光や火や水を与えたりもする。神様や英雄のような存在ではないが、『何者にも束縛されない個性的で自由の象徴』。
駒沢はこれからの入間と坂間の活躍を楽しみにしているようだ。

後日…入間は、ある所に来ていた。
稲垣司(東京ドリームランドの事件を担当した弁護士)のところだ。

「オセロの続きをやりに来ました。今度は白を黒にひっくり返しにね」と笑顔で話す入間…。

坂間はレストランに入っていく。
絵真と待ち合わせしていたが、そこに居たのは入間だった。絵真が坂間と入間をくっつけようと計画したようだ。

「お似合いだと思うよ、私からのプレゼントやけん」と絵真からスマホにメッセージが入る。眉間にしわを寄せる坂間…。

「あ、東京ドリームランド刑事裁判で無罪が確定したけど、民事で損害賠償請求が出せるんじゃないかって昔の弁護士仲間が動いてくれてる。管理責任者の門田さんも味方につけたしマネーがっつりふんだくるって。もちろん未希ちゃんの手術費もね。」と入間が話すと、安堵の表情を浮かべる坂間。

すると坂間も望月博人と滝本陸、吉沢未希が同じ施設で暮らせるよう厚労省管轄の児童相談所に依頼すること。
そして、新たに別の高校に編入できるよう掛け合うことを考えていると話した。
笑い合い、見つめる2人…

入間が話しだす「何かさ…嫌だな。デートみたいですっごく嫌だ。」
坂間も「それはこっちのセリフです!」と反論する。
ちょうど言い合っている2人の姿を外から見ていたのは…坂間に好意を抱いている石倉だった。
「何で2人が…まさか、ライバルって…みちおさん?」
ここで第4話は終了となる。

 

考察・感想

考察・感想望月に対して真摯に向き合っていない大人、そんな中、必死に望月のため真実を突き止めようとする坂間や入間の姿は今回も素敵でしたね。
完全黙秘していた望月が少しづつ変わっていく様子も見応えがありました。
日頃ニュースなどでも少年犯罪は時々目にしますが、周りの大人たちや周囲の環境がとても大事になってくることを改めて感じました。
次の第5話でも、入間や坂間のどんな名言が聞けるのか楽しみですね!

イチケイのカラスを見る方法

フジテレビの公式YouTubeで予告編が見られます。

他にも
FOD
TVer
で見ることができます。期間限定の配信もあるので、放送終了後も見逃してしまった方は是非見て下さいね!